親子レスパイトケアとは?

重い病気や障がいを持つ子どもを介護している家族が、ひとときの休息をとれるようサポートします。

「レスパイトケア」という言葉をご存じでしょうか。
在宅で介護している家族を癒すために、一時的にケアを代替し、リフレッシュを図ってもらうサービスのこと。レスパイト(respite)とは、「休息」「息抜き」「小休止」という意味です。

欧米では地域支援サービスの一つとして広く浸透しており、日本では1976年にショートステイとして始まりました。その後、レスパイトケアは介護保険制度において短期入所生活介護・短期入所療養介護として位置づけられたことで、現在では全国的に広がりつつあります。

ところが、重い病気や障がいを持つお子さんと、そのご家族までをトータルにケアする体制がほとんど整っていないのが現状です。そのため、近年は各地で「親子レスパイトケア」や「子どものホスピス」といった名称での活動が始まりました。

これらの活動によって、ご家族がほっと一息ついて心も体もリフレッシュできる上に、介護疲れを防ぐこともできるなど、多くのメリットをご提供することができます。

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