「親子はねやすめ」は、重い病気や障がいのある子どもとその家族、保養が必要なすべての子どもたちのQOL(生活の質)向上をサポートするNPO法人です。
いま、日本の小児医療は、世界トップレベルの水準に達しています。その一方で、医療機器や医療ケアが不可欠な子どもは全国で15,000~25,000人存在する(2014年現在推計)と言われています。しかし、小児医療の現場では、集中治療室やベッド数が足りないことから「在宅医療ケア」を行う家族が増加しているのが実情です。
家族に温かく見守られながらのケアは大変好ましいことですが、
24時間休むいとまのないケアが必要なため、精神的・肉体的疲労、経済的負担等によって、疲弊しているご家族が多いという現実もあります。
「親子はねやすめ」は、そのような家族をはじめ、保養が必要な子どもたちを対象としたレスパイトケア(一時休息)の実践やサポートを通じて、心からくつろげる時間と空間を提供するお手伝いをしています。また、社会全体でもレスパイトケアを支援する仕組みづくりにも取り組んでいます。これらにより、少しでも多くの家族や子どもたちに、束の間でも生活のリズムや生きる力を取り戻していただきたいと考えております。
- ① レスパイトケア施設利用者や、運営団体、当事者団体のためのファンドレイジング・基金運営
- ② レスパイトケア施設等の利用者支援
- ③ 当事者団体の活動支援
- ④ レスパイトケア施設の設立希望団体に対する設立支援
- ⑤ レスパイトケア運営団体へのボランティア派遣
- ⑥ レスパイトケアに関する普及・啓発
- ⑦ レスパイトケア施設の運営